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1996 年度 実績報告書

幕末維新期における漢学塾の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08301027
研究種目

基盤研究(A)

応募区分総合
研究機関佐賀大学

研究代表者

生馬 寛信  佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (40136586)

研究分担者 新谷 恭明  九州大学, 教育学部, 教授 (10154402)
神辺 靖光  明星大学, 人文学部, 教授 (70082485)
入江 宏  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90002518)
キーワード漢学塾 / 儒学 / 幕末維新期 / 藩校 / 昌平黌 / 国学・皇学 / 旧制中学校 / 寺小屋
研究概要

(1)研究会合を2度実施し、全メンバーが出席した。
○第1回は7月13,14日に東京都の工学院大学で開いた。(1)幕府儒官の林家塾塾生および昌平黌書生寮塾生の動向について、高木、関山、橋本の3会員が報告し、会員諸氏から意見や情報が寄せられた。(2)本研究の進め方について討議し、研究の分担を決めた。(3)江戸期から明治期にかけての漢学塾の所在状況や研究状況がまだ具体的に明らかになってなく、漢学塾についての概念規定も不十分なので、『日本教育史資料』や都道府県教育史、先行研究などをもとに基礎的な全国悉皆調査を行うこととし、その調査地域の分担をした。
○第2回は11月4,5日に大阪府のホテルクライトンと大阪大学で開いた。(1)江戸期大阪の代表的な漢学塾の懐徳堂と平野含翠堂について、山中浩之氏と竹下会員が報告し、活発な質問と意見交換があった。さらに大阪大学所蔵の両塾の関係資料を閲覧調査し、収集した。(2)漢学塾の全国悉皆調査の中間報告を出しあって、調査方法などを検討した。
(2)メンバーは、各自が現地での資料調査・収集を行い、研究を深めつつある。
研究の1年目であるので、論文や著書の形での成果発表はまだ行っていない。2年目以降に調査報告書を作成する予定で準備を進めている。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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