研究課題/領域番号 |
08301027
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
生馬 寛信 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (40136586)
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研究分担者 |
井原 政純 国士舘大学, 文学部, 教授 (60213196)
安部 崇慶 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (10136020)
新谷 恭明 九州大学, 教育学部, 教授 (10154402)
神辺 靖光 明星大学, 人文学部, 教授 (70082485)
入江 宏 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90002518)
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キーワード | 漢学塾 / 儒学 / 幕末・維新期 / 藩校 / 昌平黌 / 国学・皇学 / 旧制中学校 / 寺子屋 |
研究概要 |
(1)研究会合を2度実施し、全メンバーが出席した。 ○第1回は7月5,6日に大分県別府市、同県日出町、安岐町で開いた。 (1)第1日目は、関山会員が江戸・東京の漢学塾の所在と塾主、特質について研究を発表した。また数人の会員から研究担当地域の漢学塾所在調査について報告があった。 (2)木村会員が豊後、大分地方の漢学塾について紹介した。 (3)第2日目は、日出町立萬里図書館を訪ね、江戸期の儒学者帆足万里関係資料の調査と収集を行った。続いて、安岐町の三浦梅園旧宅を訪れ、梅園塾関係の資料調査・収集を行った。 ○第2回は12月6,7日に東京の工学院大学で開いた。 (1)川村会員が、漢学塾の研究方法論について提起した。さらに、高木会員が、漢学塾の類型化論について具体事例をあげて発表した。いずれも活発な質疑と意見交換があった。 (2)漢学塾の全国悉皆調査の中間報告を出しあって、調査方法などを検討した。 (2)メンバーは、各自が現地での資料調査・収集を行い、研究を深めつつある。 (3)研究の2年目として、調査や研究の中間報告書を発行した。また各メンバーが個別に研究成果を発表している。
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