研究課題/領域番号 |
08301034
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
山泉 進 明治大学, 法学部, 教授 (10130840)
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研究分担者 |
森山 誠一 金沢経済大学, 経済学部, 教授 (70097400)
上村 希美雄 熊本学園大学, 経済学部, 教授 (50193842)
太田 雅夫 桃山学院大学, 教育研究所, 教授 (70081205)
杉原 四郎 甲南大学, 名誉教授 (60068020)
吉田 悦志 明治大学, 政治経済学部, 教授 (40210679)
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キーワード | 初期社会主義 / 堺利彦 / 大杉栄 / 岩崎革也 |
研究概要 |
(1)共同研究会の開催 1998年8月29日から31日まで、高知市と中村市において共同研究合宿を行った。会場は拘置し自由民権記念館、高知県立文学館、幡多郷土資料館、宿毛市歴史館であった。関係資料の調査並びに中江北民研究会、幸徳秋水研究会の方々との交流会をもった。 (2)研究テーマの追求 第1のテーマである岩崎革や宛の初期社会主義者の書簡解読は引続き堺利彦、北一輝、高畠素之書簡の解読を進めた。第2のテーマである堺利彦の研究と著者も黒くの作成は、『初期社会主義研究』(第12号、1998年12月刊)に掲載した。山泉進論文「堺利彦と佐竹音次郎のことなど」は、堺の「社会主義者」としての誕生を家庭改良論に求め、その背後に身近な人たちの宛があったことを論じたものである。著者も黒くとしては「没後著者」を中心に作成した。
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