研究課題/領域番号 |
08304026
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性一般(含基礎論)
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
伊藤 直紀 上智大学, 理工学部, 教授 (20103939)
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研究分担者 |
田村 剛三郎 広島大学, 総合科学部, 教授 (30155262)
小田垣 孝 九州大学, 理学部, 教授 (90214147)
八尾 誠 京都大学, 理学研究科, 助教授 (70182293)
天谷 喜一 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80029503)
三浦 登 東京大学, 物性研究所, 教授 (70010949)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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キーワード | 極限状態 / 超高圧 / 超強磁場 / 超低温 / 超高温 / 超高密度 / 臨界現象 / 新しい物質相 |
研究概要 |
本基盤研究(A)(1)は平成8〜10年度の3年にわたって行われた。当初意図したのは、極限物性の研究にたずさわるわが国の第一線の実験および理論研究者の交流をはかり、新分野の開拓を目指すというものであった。分野は物性実験、物性理論、計算機物理、宇宙物理、地球物理にわたる非常に広い領域を含むものである。 平成8年度の研究会は平成8年12月24日(火)-12月26日(木)に、平成9年度の研究会は平成10年1月5日(月)-1月6日(火)に、ともに上智大学において開催した。平成10年には、日本学術振興会および藤原科学財団の援助により、Oji International Seminar"Quest for New Physical Phases under Extreme Conditions"を平成10年5月31日(日)-6月5日(金)に、北海道苫小牧市ホテル・ニュー王子において開催した。この王子セミナーにおいて、本科研費グループのメンバーは中心的な役割を演じた。 本研究により、わが国の極限物性の研究は飛躍的な発展を遂げた。具体的な成果については、本報告集の中で詳細に報告されている。 また、王子セミナーの開催により、この分野における外国の優れた研究者たちとの協力体制も確立された。このように大きな発展を遂げた本研究の成果は、ぜひ将来に継承されるべきものと考える。関係者各位のご協力を得て、本研究の成果を基礎にしてこの分野の研究を新たな研究組織により展開したいと強く希望している。
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