研究分担者 |
上田 完次 神戸大学, 工学部, 教授 (50031133)
森脇 俊道 神戸大学, 工学部, 教授 (00031104)
岸浪 建史 北海道大学, 工学部, 教授 (30001796)
稲崎 一郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30051650)
岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
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研究概要 |
本研究では,製品のライフサイクルサポートおよびリサイクリングサポートの効率化を最終的な目標として,製品に対しても情報処理機能および意思決定機能を付与した分散型の生産システムアーキテクチャを考える.平成8年度の研究実績をまとめると以下のようになる. (1)次世代生産システムに対する要求仕様の分析 21世紀における次世代生産システムに対する要求機能の分析を行った. (2)次世代生産システムのアーキテクチャを考える上でのフレームワークの確立 生産システムアーキテクチャの開発と評価を行うには,生産システムの機能や構成を系統的に分類するためのフレームワークが必要不可欠である.ここでは,生産システムの規模,抽象度,生産対象製品,適用生産プロセスなどの観点から,生産システムを分類,整理するためのフレームワークについて研究した. (3)すでに提案されているアーキテクチャの分析 従来より提案されているフラクタル型,自律分散型,生物型,ランダム型,ホロニック型などの各種の生産システムアーキテクチャの分析を行った. (4)次世代生産システムの構成要素の機能分析 次世代生産システムを考える上では,その構成要素の機能がどのようになるかを予測するため,ここでは,インテリジェント工作機械,インテリジェントジグなどの構成要素の機能分析とその将来における技術予測を行った.
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