| 研究課題/領域番号 |
08308008
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| 研究機関 | 東京工業大学 |
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研究代表者 |
牟田 博光 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (70090925)
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| 研究分担者 |
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
星野 敦子 十文字女子大, 社会情報学部, 助教授 (40225793)
屋敷 和佳 国立教育研究所, 教育政策研究部, 室長 (70150026)
浜野 隆 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (00262288)
中川 正宣 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (40155685)
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| キーワード | 人材養成 / 職業教育 / 企業内教育 / 大学評価 / 科学技術教育 |
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| 研究概要 |
前年度の調査結果に基づき、結果の一般化とより深い考察を行うために、企業における学校教育の成果の活用、学校教育に対する期待、それらの時系列的な変化、に関する項目を盛り込んだアンケート調査表を作成し、無作為抽出によって3000社に対しアンケート調査を行った。477社から回答を得た。
今後の人事制度、学校教育に対する期待、人材開発に対する考え方などについて、部門間比較を行った結果、どの部門も、憎報化の推進や技術革新の推進というような社会環境の変化の影響を大きく受けた企業が、今後、能力主義やスペシャリスト人事というような合理的な人事制度を広く普及するだろうと考えていることが示された。また、営業部門、企画・研究・開発部門、現業部門においては、社会環境の変化の影響を大きく受けた企業が、今後、職種別採用等の新しい人事採用が広く普及するだろうと考えていることがわかった。
仕事を遂行して行くうえで、学校教育にどのような能力を期待しているかに関しては、どの部門も『態度』の向上を期待しているという結果が得られた。しかし、その期待度合は、人材開発部門よりも、企業の本質的な仕事を行っている営業部門、企画・研究・開発部門、現業部門の方が大きいという結果が得られた。また、営業部以外では『技能』についても学校教育に期待している。特に、現業部門や企画・研究・開発部門では、より期待している傾向にある。部門によっては、専門的な知識が学校教育に要求されるという予測があったが、『知識』に関しては、企画・研究・開発部門においてのみ、学校教育に期待しているという結果が得られた。時代の先端にあることを要求され、より特殊的、専門的な色彩が強い部門で、仕事に関連する知識を身につけることを学校教育に期待してるといえる。
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