研究課題/領域番号 |
08308019
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研究機関 | 名古屋外国語大学 |
研究代表者 |
カッケンブッシュ 寛子 名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (10204439)
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研究分担者 |
小林 ミナ 北海道大学, 留学生センター, 助教授 (70252286)
田中 真理 電気通信大学, 留学生センター, 助教授 (20217079)
渋谷 勝己 大阪大学, 日本語学科, 助教授 (90206152)
鎌田 修 京都外国語大学, 日本語学科, 教授 (20257760)
長友 和彦 お茶の水女子大学, 人文科学研究科, 教授 (60164448)
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キーワード | 第二言語習得 / OPIデータベース / 日本語母語話者 / 中国語母語話者 / 韓国語母語話者 / 英語母語話者 / 横断研究 / 縦断研究 |
研究概要 |
(1)OPIのデータベース(最終版)が予定通り完成し、言語習得研究に限り、一般に供することが可能になった。(2)OPIとは別に、この科研に携わる研究者・研究協力者がそれぞれの機関で収集した横断的・縦断的データも多岐にわたっており、OPIのデータベースともども極めて貴重なデータとなった。(3)上のデータを使った数多くの研究に着手し多くの成果をあげ、公表した。これらの研究は、音声、文字、文法、談話、作文、社会言語、外来語の領域にまたがっており、横断研究と縦断研究、理論構築のための研究と理論検証のための研究と、質、量ともにこれまでに類を見ない第二言語としての日本語の習得研究を展開した。(4)しかしながら、この科研における全ての研究を有機的に関連づけ、OPIデータを使った横断研究で得られた仮説を、その他の特に縦断研究で検証するという当初の計画を実現するところまでは残念ながらいかず、統合的な習得理論を構築するという目的ともども今後の課題として残された。しかし、この科研が第二言語としての習得研究を大きく一歩前進させたことは間違いない。(5)3年間の研究の成果をまとめ報告書として印刷し関係機関、関係者に配付した。
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