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1997 年度 実績報告書

近世都市における巨大建設技術に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08309001
研究機関東京大学

研究代表者

宮崎 勝美  東京大学, 資料論さん所, 助教授 (60143533)

研究分担者 森下 徹  山口大学, 教育学部, 助教授 (90263748)
藤川 昌樹  筑波大学, 社会工学系, 講師 (90228974)
土本 俊和  信州大学, 工学部, 助教授 (60247327)
キーワード巨大建設技術 / 建築技術 / 土木技術 / 近世都市 / 江戸藩邸 / 屋敷絵図 / 作事史料
研究概要

1.昨年度以来の研究成果が、3本の論文(裏面参照)として公表(または公表予定)された。
2.本年度は、4名の研究代表者・分担者のほかに、金行信輔氏・渋谷葉子氏らの協力を得て調査・研究活動を行った。
3.江戸藩邸作事関係史料の調査として、7月に国立史料館(徳島藩蜂須賀家史料)、12月に山口県文書館(萩藩毛利家文庫)の出張し、それぞれ屋敷絵図および作業記録をはじめとする文献史料の調査・撮影を行った。蒐集した史料は、各自のテーマに沿って分析を続けている。
4.前項の調査に合わせて全体研究会を2回開催した(昨年度より通算して第2・3回)。報告内容は次の通りである。
第2回(7月)金行「17世紀江戸における徳島藩蜂須賀家の屋敷獲得戦略」・渋谷「尾張藩江戸藩邸について」・宮崎「鳥取藩江戸藩邸について」・藤川「作事記録の会の活動と文献目録について」
第3回(12月)土本「織豊期京都の小屋と町屋」・金行「寛文期における江戸近郊大名屋敷の拝領過程」・森下「近世の山口」・宮崎「画像史料で武家屋敷を読む」・藤川「作事記録の翻刻について」
5.本研究のメンバーが中心となり、本研究と密接な関係をもっている「作事記録を読む会」は、月1〜2回のペースで萩藩毛利家江戸藩邸の作事史料を講読している。この活動の中で得られた成果も本研究の成果と合わせて公表して行きたいと考えている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 藤川 昌樹: "近世初期諸藩上洛供奉における「宿」" 建築史学. 28. 2-27 (1997)

  • [文献書誌] 森下 徹: "盛岡藩石垣師の江戸稽古" 地方史研究. 267. 21-36 (1997)

  • [文献書誌] 土本 俊和: "織豊期京都の小屋と町屋" 建築史学. 31(掲載予定). (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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