研究課題/領域番号 |
08309004
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研究機関 | 総合研究大学院大学 |
研究代表者 |
廣田 榮治 総合研究大学院大学, 本部, 学長 (30011464)
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研究分担者 |
諸岡 良彦 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70016731)
干鯛 眞信 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60011011)
桑原 保正 京都大学, 農学部, 教授 (10026536)
安積 徹 東北大学, 理学部, 教授 (90013490)
赤岩 英夫 群馬大学, 本部, 学長 (60008414)
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キーワード | 化学の動向 / 研究体制 / 分析化学 / 生物学と化学 / 材料 |
研究概要 |
前年度は化学の将来構想に関する6つの項目について広く調査検討を行ったので、本年度は課題を絞り、中ないし小規模の討論会を開催して集中した討議を行うこととした。これと並行して、諸外国における化学の動向を調査する;それには委員の海外渡航の機会を利用して調査を委嘱する;日本学術振興会の研究連絡センターに駐在された方々から諸外国の学術事情を伺う;さらに昨年度に引続き、ケーススタディを行って化学研究の今後の課題を発掘することとした。小委員会は3回開催した。第1回では上記、本年度の活動の基本方針を決定した。第2回では英国駐在であった柳田博明氏から英国やヨーロッパにおける化学を中心とした学術動向を伺った。第3回は本年度の活動のとりまとめと来年度の活動方針、とくに化学将来構想とりまとめの基本方針を検討した。 上記活動方針にしたがって、討論会を4回開催した。「化学の研究体制」では、長倉三郎、野依良治、齋藤軍治、冨永博夫の4氏から基調講演をいただき、これを中心に50名余の参加者が活発な討議を行った。「新しい分析化学の目指すもの」、「生物学からみた化学への期待」、「材料と化学」では、それぞれの学問分野の現状と問題点、将来への発展が討議された。各分野の研究者層の厚みを反映して、示唆に富んだ研究成果が多数報告された。海外における化学の動向、化学で取り上げるべき課題についてのケーススタディは、別紙「研究成果報告書」に取りまとめた通りである。
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