研究分担者 |
山口 周 名古屋工業大学, 助教授 (10182437)
永井 正幸 武蔵工業大学, 工学部, 教授 (80112481)
伊熊 泰郎 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (10159593)
守吉 佑介 法政大学, 工学部, 教授 (90267328)
植松 敬三 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (00110726)
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研究概要 |
多くのセラミックス材料はその機能性を表面や界面の性質に依存している.また,金属,セラミックスおよび高分子材料などの複合材料では,異種材料の界面に関する理解は最も重要である.本研究はセラミックスの界面に関する研究者自身の研究成果と個々の分野の世界的な研究の現状を総合的に討論し,今後の研究の進むべき道を探るとともに研究課題名の国際シンポジュウムの企画を行うことを目的として3回の研究会を行った. (1)第1回研究会(平成8年10月24〜25日,宮城県松島,参加者7名) 代表者から本研究の説明を行い,分担者から分担課題に関する研究発表がなされ,討論を行うとともに,本研究の進め方に対する議論を行った.金属系,高分子系材料とセラミックスの界面に関する分野についての現状を把握することも必要とのことで,次回以降の研究会では依頼講演を加えることにした, (2)第2回研究会(平成9年1月27〜28日,佐賀県武雄,参加者9名,依頼講演3件) 第1回の研究会の議論をもとに分担者全員が分担課題に関する発表を行った.また,金属系の話題を森永健次(九州大)と成田敏夫(北海道大)に高分子系の話題を島田恵理子(神奈川工大)に講演して頂いた.依頼講演者も含めて活発な議論を行った. (3)第3回研究会(平成9年3月6日,東京都新橋,参加者8名,依頼講演2件) 石崎幸三(長岡技大)にセラミックス表面の評価,林幸(東京工大)に磁性クラスターと界面の講演を依頼した.参加者で国際シンポジュウムの企画に関する検討を行うとともに本研究のまとめを行った. 以上の研究会の成果を冊子としてまとめ,国際シンポジュウムに関連すると予想される研究者,技術者に送付した.
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