研究課題/領域番号 |
08358013
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡辺 公綱 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00134502)
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研究分担者 |
嶋本 伸雄 国立遺伝学研究所, 構造研究部門, 教授 (20127658)
太田 成男 日本医科大学, 老人病研究所, 教授 (00125832)
中村 義一 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (40114590)
井上 丹 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40114855)
横山 茂之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00159229)
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キーワード | RNA動的機能 / 触媒機能 / 情報発現調節機能 / mRNA動的構造 / 高次生命現象 / 構造-機能相関 / SELEX法 / RNA-蛋白質複合体 |
研究概要 |
本基盤研究(C)は平成9年度に発足する重点領域研究「RNA動的機能の分子基盤」を組織するための方針を検討し、研究の実施計画を討議するためのものである。以下の6項目を主要テーマとし、それらの調査、検討を中心議題として班会議を計3回開催し、その都度、実質的な議論が行われた。(1)RNAの新しい触媒機能の探索、(2)機能性RNAにおける構造-構造相関と認識能、(3)SELEX法によるRNA新機能の発掘、(4)RNA-蛋白質複合体におけるRNA機能の解明、(5)mRNA動的構造変化に基づく情報発現調節機能、(6)高次生命現象(発生、分化、疾病など)に関与するRNA機能。 第1回 平成8年9月24日 虎の門パストラル(出席者10名)--それまで実施されていたRNAに関する重点領域研究「RNA機能構造の新視点」の公開シンポジウムと総括班会議に続いて、本重点研究の準備会議がもたれた。ここでは平成9年度の発足が内定した本重点領域研究の実施計画の概要の討議、及び公募研究をどのような方針で採用すべきかの枠組みが議論された。 第2回 平成9年2月22日 東京大学工学部(出席者6名)--計画研究と申請公募研究との研究分野のオーバーラップや不足分野、世界的な視点での我が国のRNA研究の現状と展望などについての意見交換が行われた。 第3回 平成9年3月2日 弘前大学理学部(出席者8名)--計画班員を中心として、現在進行中あるいは今後実施予定の研究の概要について具体的な報告が行われ、それについての意見交換が行われた。 準備状況は概ね順調であり、昨年から今年に掛けて以下に掲げる重要な論文発表も行われている。
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