研究分担者 |
大隅 秀晃 佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (70176882)
高久 圭二 大阪大学, 核物理研究センター, 助手 (30263338)
藤原 守 大阪大学, 核物理研究センター, 助教授 (00030031)
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (70163962)
江尻 宏泰 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (80013374)
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研究概要 |
平成8年度にひきつづいて,高輝度粒子発生装置,輸送系,差動排気系,標的箱の製作を行った。ナノガンソースボディ(PANTECH社製,10GHz.EcRイオン源)を50KV引出系分析系集束系(分析電磁石+可動双対四極電磁石)との結合を行った。差動排気系のための,コリメーターの試作を伴なう標的真空系との組立てが完了した。進行波管増幅とXバンドオッシレータにより、10GHz200WattのNANOGUNイオン源用の高周波源が完成した。出力は,方向性結合器を経てイオン源と結合され,同時にパワーメータにより,その入射電力,反射電力がモニターすることが可能となった。全ての排気系が運転され,イオン源部での到達真空度は、〜10^<-5>Pa(2×10^<-7>Torr)であり、NANOGUNイオン源に実際にパワーを入れて高輝度ビームの引出実験が遂行されている。標的としての^3Heガスの純化装置の組立てが行われ純度及びターゲットでの圧力の制御の検討が開始された。
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