研究課題/領域番号 |
08404015
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・核・宇宙線
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
板橋 隆久 大阪大学, 核物理研究センター, 助教授 (20112071)
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研究分担者 |
藤原 守 大阪大学, 核物理研究センター, 助教授 (00030031)
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (70163962)
江尻 宏泰 大阪大学, 核物理研究センター, 名誉教授 (80013374)
高久 圭二 大阪大学, 核物理研究センター, 助手 (30263338)
大隅 秀晃 佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (70176882)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1999
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キーワード | 太陽ニュートリノ / 熱核融合反応率 / ヘリューム3 / ガス標的 / 高輝度粒子発生装置 / 地下実験室 / 標的太陽模型 / 低バックグラウンド |
研究概要 |
高輝度粒子発生装置についての詳細設計について、加速器科学研究発表会及び第7回原子力利用国際会議で発表を行った。また成果については、国際シンポジウム及びイオン源とその応用に関する国際会議などで口頭発表を行った(1997年、1999年)。特に本研究により、効率の良い高輝度粒子発生装置が完成し、標的上で^3He^<1÷>(10keV)が1mAの粒子強度が得られており、世界的にも最大強度での実験が可能となった。 (1)NANOGUN(電子サイクロトロン共鳴型イオン源)及びLEBT(低エネルギー・ビーム輸送系)によって1mA以上の^3Heビームが効率良く輸送することが出来た。さらに高電圧(50kV)引き出し系の設計によって、47kVでの印加実験に成功した。 (2)加速器質量分析法によって^3He^÷加速に際して発生するバックグランド粒子、HD^÷、H^÷_3の量を測定した。HD^÷/H^÷_3=(4.86=0.086)×10^<-5> (3)^3Heガスを循環して純化するシステムを完成させた。さらに差動排気系によって0.5mbarの窓なし標的を実現した。 (4)シミュレーションの結果ではp-pの同時計測モードの検出効率は、およそ7%でありpの最低エネルギーは1MeVである。検出効率の向上 (5)シリコンカウンターテレスコープの分解能の測定ではおよそ140keVが得られた。 (6)中性粒子束の測定のためカロリメータの設計を行って熱伝達を測定している。センサーの精度は=5%と予想されている。**の向上
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