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1996 年度 実績報告書

造船設計における統合CAEシステムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08405064
研究種目

基盤研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

野本 敏治  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)

研究分担者 大塚 守三  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30010896)
青山 和浩  東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (80222488)
大坪 英臣  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20011132)
伏見 彬  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10272379)
町田 進  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70010692)
キーワードCAD / CAE / CIM / FEM / ストリップ法 / 解析モデル / 製品モデル / Desgn by Analysis
研究概要

船体構造の設計における技術競争力を強化するためには,計算機の数値解析による直接計算に基づいた設計手法(Design by Analysis)が有効である。本研究では,Design by Analysisに基づく次世代の設計システムを実現させるために,解析システムにおいて必要とされる様々な製品情報を,設計システム(例えばCAD)から解析システムであるCAE(Computer Aided Engineering)に円滑に伝達することが重要であると考え,製品情報を生成する設計システムと解析システムとを統合化する手法に関して研究を行った。具体的には,製品情報を統合的に管理する「製品モデル」に着目し,研究者らが構築している製品モデルの生成を支援する製品定義システムと,船体のトリムやスタビリティなどを計算する解析システムや船体の縦曲げ強度を計算する解析システムを対象に,製品モデルを中核としてこれらの解析システムを統合化することを検討した。この研究において,製品に関する様々な要求に応じて情報を提供する製品モデルを解析に必要となる様々な情報を提供するモデルとして利用し,製品定義システムによって生成される製品モデルの情報から,解析モデルを生成することを検討した。また,複数の解析システムを統合化するためには解析結果の情報を統合的に管理する必要性が確認され,解析結果を製品モデルの情報と関連づけ,統合的に管理する手法を検討した。このような製品モデルの利用は,「設計システムと複数の解析システムとの統合化」の基盤となる技術であるとして確認することが出来た。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 青山和浩 他: "製品モデルを利用した構造最適設計支援システムに関する研究" 日本造船学会論文集. 180. 611-620 (1996)

  • [文献書誌] 青山和浩 他: "造船設計における統合CAEシステムの構築" 日本造船学会論文集. 178. 749-762 (1995)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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