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1996 年度 実績報告書

泌尿器科領域におけるHGFの多機能性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08407053
研究機関大阪大学

研究代表者

奥山 明彦  大阪大学, 医学部, 教授 (20093388)

研究分担者 北村 雅哉  大阪大学, 医学部, 助手 (70273688)
松宮 清美  大阪大学, 医学部, 講師 (90243237)
高原 史郎  大阪大学, 医学部, 講師 (70179547)
キーワードHGF / 慢性拒絶反応 / ラットモデル / 前立腺癌 / マトリゲル / 腎虚血
研究概要

1 腎機能
(1)腎移植慢性拒絶反応 Fisher344、Lewsラット間の腎移植技術を確立した。この慢性拒絶反応モデルに免疫抑制剤とHGFを投与し、免疫学的因子以外の要因に対するHGFの効果を検討した。この動物実験には約50-60週を要し、現在進行中である。
(2)急性尿細管壊死 腎虚血による急性尿細管壊死後の慢性腎機能障害ラットモデルに対し、HGFの腎機能改善効果を検討した。HGFの連日皮下投与を行い、解析中である。
(3)hyperfiltration腎機能障害 腎実質部分阻血を施し、hyperfiltrationによる腎機構障害ラットモデルに対し、HGFの腎機能改善効果を検討した。HGFの連日皮下投与を行い、解析中である。
(4)Tacrolimus(FK506)腎毒性 片側腎摘除後のSHRratにTacrolimus(FK506)を投与し、腎毒性を出現させる動物モデルについては既に報告している。この動物モデルにHGF全身投与法での効果を検討した。現在のところ効果を認めていないが、投与法、期間などを変更して再度試みているところである。
2 前立腺
HGFには細胞運動能亢進作用が知られているが、前立腺癌培養細胞株での運動能に対する影響を検討した。運動能の亢進についてはマトリゲルassay法で定量的に亢進されることを確認した。上皮間質相互作用の視点から、癌細胞側のHGF受容体(c-Met)の解析では、Western Blot法でその発現存在を確認した。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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