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1998 年度 研究成果報告書概要

芸術と生活-ラファエル前派の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08451012
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学(含芸術諸学)
研究機関大阪芸術大学

研究代表者

薮 亨  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (70133519)

研究分担者 水島 ヒロミ  大阪芸術大学, 芸術学部, 助教授 (00190637)
山形 政昭  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (30073282)
依田 義右  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (20133522)
田中 敏雄  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (30188312)
山崎 苳子  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (00073213)
研究期間 (年度) 1996 – 1998
キーワードラファエル前派 / 芸術と生活 / デザイン / ヴィクトリア朝時代 / 絵画と詩 / D.G.ロセッティ / 装飾芸術 / ラファエル前派コレクション
研究概要

本研究は、イギリスにおけるラファエル前派の美術と文芸について、広く多角的な視座から共同研究を行い、芸術と生活をめぐるラファエル前派主義の基本理念を、大阪芸術大学図書館所蔵の「ラファエル前派コレクション」の調査研究を基にして、実証的に研究することを目的とした。そのために、主として次ぎの三つの側面から研究を促進した。
1. ラファエル前派の主要な著作および研究書を擁する大阪芸術大学図書館所蔵「ラファエル前派コレクション」を調査研究し、これの解題を行って書誌一覧を作成した。
2. ラファエル前派友愛団の生成と、ラファエル前派運動の展開を、ヴィクトリア朝における芸術と生活の関係構造の変動などとの関連において研究した。
3. ラファエル前派の美術と文芸の日本における受容を再検討した。
その結果、絵画、詩、グラフィック・アーツ、装飾芸術そして美術理論の諸領域が複雑に絡み合って展開するラファエル前派の世界を今日的な視座から解明する有力な手掛かりを見いだした。そしてさらに、日本における受容や諸外国の最新の研究動向をも勘案しながら、ラファエル前派主義の今後の有効性をも予測し得る斬新な視点の確立に寄与した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 薮 亨: "芸術と生活-ウィリアム・モリスの美的ユートピアをめぐって-" 大阪芸術大学紀要「藝 術」. 20. 54-64 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 薮 亨: "ウィリアム・モリスと美術産業" 立命館大学産業社会学会編「立命館産業社会編集」. 第33巻第2号. 151-158 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 斎藤 公江: "D.G.ロセッティ-貝殻に聴く螺旋のいのち" 大阪芸術大学文芸学科研究室編「河南論集」. 第4号. 55-84 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 薮 亨: "「美しい書物」についての伝説" ウィリアム・モリス展図録(発行NHK大阪放送局). 20-21 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] TORU,YABU: "ART AND LIFE-ON WILLIAM MORRIS AND HIS UTOPIA" JOURNAL OF OSAKA UNIVERSITY OF ARTS.NO.20. 54-64 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] TORU,YABU: "WILLIAM MORRIS AND ART-MANUFACTURE" RITUMEIKAN SOCIAL SCIENCES REVIEW. VOLUME 33 NUMBER 2. 151-158 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] KIMIE SAITO: "ESSAY ON D.G.ROSSETTI'S CONCEPT OF LIFE" KANANRONSYU. NO.4. 55-84 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] TORU YABU: A LEGEND THAT HAS GROWN UP AROUND "A BEAUTIFUL BOOK". WILLIAM MORRIS.EXHIBITON CATALOGUE,PUBLISHED BY NHK OSAKA., 20-21 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1999-12-08  

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