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1996 年度 実績報告書

都市・農村「街区」からみた震災被害と生活の再建過程

研究課題

研究課題/領域番号 08451052
研究種目

基盤研究(B)

研究機関立命館大学

研究代表者

辻 勝次  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (60066719)

研究分担者 中西 典子  愛媛大学, 教育学部, 講師 (90284380)
川口 晋一  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (40268149)
高木 正朗  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70118371)
中川 勝雄  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (60102159)
中川 順子  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90074103)
キーワード阪神・淡路大震災 / 避難行動 / 住宅再建 / 街区再建 / 面接調査 / 都市と農村 / 災害弱者 / 復興格差
研究概要

本科研費による初年度の研究として1996年8月に、当初の研究計画に従って、神戸長田区の街区と北淡町富島の街区について、被災街区と被災世帯への調査を行った。
世帯調査としては長田、富島ともそれぞれ50世帯ほどの調査完了を実現できて、初年度としての基礎データを得ることができた。
街区調査としては長田と富島において街区の1区画ごとの土地・住宅の再建状態を調査して、震災1年後の状態として写真に記録した。
さらに富島において震災後1年間の避難所運営やボランティアの様子を把握できる資料類を収集できた。
現在は面接票からのデータ入力と集計作業中であるが、長田都市世帯と富島漁村世帯とには、(1)地震直後の緊急救助・避難行動、(2)安定避難段階での住居状態などにおいて、親族ネットワークの質と量に関して顕著な差異が確認されている。
なお今年度の調査結果の一端は、96年11月の琉球大学での日本社会学会において共同研究者である中川順子が報告した。
97年度も研究計画に従って、被災3年目の状態を調査する。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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