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1997 年度 実績報告書

総合人間科の開発過程の評価に関する事例研究

研究課題

研究課題/領域番号 08451062
研究機関名古屋大学

研究代表者

田畑 治  名古屋大学, 教育学部, 教授 (60025103)

研究分担者 大谷 尚  名古屋大学, 教育学部, 助教授 (50128162)
的場 正美  名古屋大学, 教育学部, 教授 (40142286)
新海 英行  名古屋大学, 教育学部, 教授 (00036055)
速水 敏彦  名古屋大学, 教育学部, 教授 (20116172)
安彦 忠彦  名古屋大学, 教育学部, 教授 (30027966)
キーワード総合人間科 / 動機づけ / カリキュラム / 教師-生徒関係 / 地域 / ティームティーチング / 脱学校 / 評価
研究概要

本研究は、名古屋大学教育学部付属中・高等学校にもうけられた授業科目「総合人間科」の開発にともなう諸問題を多角的に分析し、評価することを目的としている。
平成8年度には、総合人間科の授業を各学年担任団と共同でおこなった。また、総合人間科の評価と他の教科の評価との相関を調査するとともに、総合人間科でつちかわれる能力や資質の調査をおこなった。これらの調査をふまえた平成9年度の研究実績の概要は以下のようである。
1)どの教科がどのように役立つか(43項目)について調査し、総合人間科では、「自分の考えをまとめる力をつけるのに役立つ」など思考力の育成、「疑問点を自分で調べる力をつけるのに役立つ」など自己学習能力の育成、「人前で話す力を育成するのに役立つ」など表現力の育成、さらに「他者との協力の仕方を身につけるのに役立つ」など人格的側面の育成など多くの内容が含まれている。この成果は、速水敏彦、吉田俊和、田畑治、安彦忠彦、山田孝「総合人間科はどのように役立つか」『名古屋大学教育学部紀要(心理学)』(第44巻1997年)に公表された。
2)総合人間科の6年間のカリキュラム構成は1-2-2-1の区分である。
3)総合が脱教室、脱教科、脱学校、脱偏差値の方向で勧められ、既存の学校教育の枠組みを解体し、新しい枠組みを提出ししつある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 速水敏彦, 吉田俊和 田畑治, 安彦忠彦, 他: "総合人間科はどのように役立つか" 名古屋大学教育学部紀要(心理学). 第44巻. 33-44 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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