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1997 年度 実績報告書

学習障害児に対する言語教育プログラム(コンピュータ・ソフト)の開発

研究課題

研究課題/領域番号 08451067
研究機関中央大学

研究代表者

天野 清  中央大学, 文学部, 教授 (00000414)

キーワード学習障害児 / 言語教育プログラム / 漢字の教育プログラム / 構文・作文プログラム / 文の読解教育プログラム / 漢字読み・筆順辞書
研究概要

1 学習障害児の言語教育プログラムシフトの開発:マッキントッシュのHyper Cardを用いて、以下の教育プログラムソフトの開発・作成を行った。
(1)漢字の教育プログラムソフトの開発・作成
i)漢字読み・筆順辞書(約150漢字)
ii)漢字の読み教育プログラム
a)中国古代文字を介した象形文字の学習(10ステップ・40漢字)
b)部首の学習を介した漢字の学習(5ステップ・60漢字)
c)空間概念の学習(1ステップ:8漢字)
iii)漢字の書き教育プログラム
a)筆順ルールの意識化を介した学習(65漢字)
b)漢字の書きとりの練習(100漢字)
(2)語・文の読解教育プログラムの開発・作成
i)「うそかほんとうか」1ステップ
ii)詩、文章の読解 7ステップ
(3)構文・作文プログラムの開発・作成
約30の統辞・意味論的カテゴリー(シンボルマーク)を用いて、ロ頭作文、作文を作成させるプログラムを開発した。
2 学習障害児を対象にした教育・訓練実験
川崎市の言葉の治療教室で2名、中央大学行動観察室で2名、計4名の学習障害児について昨年に引き続き教育・訓練実験を継続して実施した。
3 昨年度に開発した文の統辞・意味論的構造のモデル構成に関わる5種類教材図版(B5版、各25頁、100部)を印刷・作成した。
4 研究成果報告書「学習障害児に対する言語教育プログラム(コンピューターソフト)の開発」(B5版、100頁、300部)を公刊した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kiyoshi Amano: "Aspects of a Vygotskian Approach to Language Derelopment and Language Education in the Preschool Period" 教育学論集 中央大学教育学研究会. 第39集. 111-134 (1993)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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