(A)学習障害児の言語教育プログラムの開発 Macintosh社のHyperCardを用いて、学習障害児用の次の教育プログラムを開発することができた。 1)漢字教育用の6種類のプログラム i)中国古代文字を利用した象形文字の教育プログラム ii)部首を利用した漢字の教育プログラム iii)漢字の意味・概念の教育プログラム iv)筆順の意識化を基礎にした漢字の書き方プログラム v)漢字の書取練習用ソフト vi)筆順を含む漢字辞書の作成(約240字) 2)2種類の語、文の読解教育プログラム 3)新たに26種の統辞・意味カテゴリーを教えるための教育プログラム 4)口頭・書字作文教育プログラム (B)1994年までに開発した1)音節分析とかな文字の教育 プログラム、2)文のモデル構成と文の読み書きプログラム3)平仮名での語、文のよみ練習プログラムのソフトをCD-ROM DISKに移植し、他の訓練教材と共に関係機関に配布した。 (C)研究成果報告書「学習障害児用の言語教育プログラム(コンピュータ・ソフト)の開発」を、B5版100頁300部を公刊した。
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