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1997 年度 実績報告書

国際理解教育モデル開発の理論的・実証的研究-帰国子女・外国人子女教育を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 08451068
研究機関常葉学園大学

研究代表者

齋藤 諦淳  常葉学園大学, 学長 (10267841)

研究分担者 吉田 直子  常葉学園大学, 教育学部, 助教授 (30191604)
長島 啓記  常葉学園大学, 教育学部, 助教授 (00298449)
望月 好徳  常葉学園大学, 教育学部, 助教授 (60288397)
鈴木 三平  常葉学園大学, 教育学部, 教授 (00105214)
川野辺 敏  常葉学園大学, 教育学部, 教授 (10000001)
キーワード外国人子女教育 / 異文化理解教育 / 国際理解教育 / 母学級指導と取り出し指導 / 進路指導 / 非定住と定住 / ニューカマ-ズとオールドカマ-ズ / 日本語指導
研究概要

本学の所在地である静岡県で、平成8年度における外国人子女が在籍する公立小学校での実態調査に引き続き、平成9年度は公立中学校に在籍する外国人子女の実態について悉皆調査を実施した。本県教育委員会の「中学校外国人調べ」(平成9年5月1日現在)によれば、592人の生徒たちが在籍している。生徒たちの国籍上位数は、ブラジル420人(70.9%)、ペル-61人(10.3%)、中国46人(7.8%)、ベトナム24人(4.1%)、フィリピン14人(2.4%)で、本県外国人生徒の95.5%を占めている。本県74市町村(21市・49町・4村)のうち、50市町(19市・31町)に居住している。浜松市(ブラジル籍112人・ペル-籍19人・中国籍13人・ベトナム籍18人・フィリピン籍3人)の168人(他に台湾2人・マレーシア1人)を筆頭に、富士市41人、磐田市32人、湖西市25人と続く。
本県271中学校のうち、148中学校に上位5ヶ国のいずれかの国籍をもつ生徒たちが在籍している。本調査はこれらの中学校に、平成9年3月2日から3月20日の期間で、以下の4種類のアンケート調査(調査票III・IVは各国語訳も用意する。)を実施した(調査実施期間内での回収率は73.0%)。
<調査票I>外国人子女教育についての学校としての対応など(学校用)。
<調査票II>外国人子女の学習状況や日本語能力など(担任教師用)。
<調査票III>外国人子女保護者からみた日本の教育状況・要望や教育間(保護者用)。
<調査票IV>日本での生活の様子や考え方、進路希望など(外国人子女用)。
また、11中学校を抽出し、日本の生徒たちに対して上位5ヶ国の生徒たちとの関わりを分析するサンプルケースとして、2年生への悉皆アンケート調査を同期間内に実施した(回収率90.9%)。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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