• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

翼賛体制期の権力構造に関する基礎的研究-政策決定と地域統合の二側面から-

研究課題

研究課題/領域番号 08451076
研究種目

基盤研究(B)

研究機関九州大学

研究代表者

有馬 学  九州大学, 大学院・比較社会文化研究科, 教授 (80108612)

研究分担者 森山 優  日本学術振興会, 特別研究員
キーワード新体制 / 大政翼賛会 / 国家総動員 / 翼賛政治会 / 翼賛壮年団
研究概要

本研究は、翼賛体制期の政治権力の構造を明らかにするために、基礎的事実を史料に基づいて解明しようとするものである。翼賛体制期の政治に関する史料はさまざまな関係文書の中に相当数残存しているが、その全体像が明らかにされているわけではないので、個々の関係文書を検索しなければならない。そのため今年度は主として国会図書館憲政資料室、国立公文書館を調査対象として史料の調査・収集を行った。
(1)憲政資料室では以下の文書の調査を行い、史料を検索した。
「中原謹司関係文書」(新体制運動関係、大政翼賛会関係、翼賛会地方支部・審議委員会・錬成局・中央協力会議・地方協力会議関係、地区連絡班情報移動調査班報告書、翼賛政治会関係)、「近衛文麿関係文書」(新体制運動関係)、「亀井貫一郎関係文書」(興亜団体関係、大東亜共栄圏関係)、「大野緑一郎関係文書」(翼賛政治会関係)、「旧陸海軍関係文書」(部落会・町内会関係、翼賛壮年団関係、国民総決起運動関係)、「新居善太郎関係文書」(国民精神総動員運動関係、大政翼賛会関係)、「憲政資料室収集文書」(大政翼賛会関係)、「大木操関係文書」(大政翼賛会関係、翼賛政治会関係、日記)、「松本学関係文書」(新体制運動関係、大政翼賛会関係、日本文化中央連盟関係)、「古沢磯次郎関係文書」(帝都翼壮関係、日本民党・国民協同党関係、書簡)
(2)国立公文書館では以下の文書の調査・収集を行った。
「内閣官房総務課資料」(新体制運動関係、科学技術新体制・官界新体制関係、国家総動員関係、大政翼賛会関係)、「公文別録」、「公文類聚」、「公文雑纂」
これらについて現在、史料目録の形でデータベースを作成中である。

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi