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1997 年度 実績報告書

超大規模データによる構文研究手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08451093
研究機関青山学院大学

研究代表者

近藤 泰弘  青山学院大学, 文学部, 助教授 (20126064)

キーワードKWIC / UNIX / WWW / データ処理 / コーパス / 文法 / 日本語 / ワークステーション
研究概要

本年度は、超大規模データ処理についての具体的方法を実行し、それによって特定の問題を考察することを試みた。手順は次のようである。
1 UNIXワークステーション上でデータ処理を行い、必要な単語をKWIC形式でまとめた。単語を含むコーパスとしては、市販されている新聞データを主に用いた。システムの一部に付いてはWWWで公開している。(URL http://klab.ri.aoyama.ac.jp/)
2 必要な単語についてのKWIC索引をもとに、文法情報についてのデータベース(ハイパーテキストの形式で作成)を構築し、それを参照しながら、構文研究を行った。データベースは、単語とその属性とが記述されており,当該属性に関する他の単語についても容易に検索することが出来るようになっている。このシステムはWWW上に構築されており、ローカルの利用も、ネットワーク上の利用も同様にできるようになっている。
3 以上の処理システムの上で、現代日本語の名詞節の構造および副助詞の構造についての考察を行い、研究成果として発表した。
以上のように研究成果を得たことから、今回のシステムの有効性を確認できた。次年度は更にこのシステムの充実を図りたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 近藤泰弘: "「の」「こと」による名詞節の性質-能格性の観点から-" 国語学. 190集. 1-11 (1997)

  • [文献書誌] 川端善明 他(編): "日本語文法体系と方法" ひつじ書房, 458 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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