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1996 年度 実績報告書

世界情報基盤(GII)の牴触法的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08452002
研究種目

基盤研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

石黒 一憲  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (00009854)

キーワードコールバック・サービス / GII / 国際計算料金制度 / WTO基本テレコム交渉 / 暗号政策 / 電子マネー / 国家安全保障 / 通信主権
研究概要

GII(世界情報基盤)について、ネットワーク利用面と基本的なアプリケーションの2つの側面から、2つの論文をまず書き、1997年2〜5月にかけて公表する。国際コールバック・サービスであり、ネットワーク利用形態が悪質ゆえITU(国際電気通信連合)で禁止すべきもの、とされた形態のものがある。それを放置することは、将来のGIIの構築にとって、必ずしもプラスではないとの認識が基本にある。後者にも重点があるが、別に、実際に国際通信を行なう上で必要な2以上の国のキャリアの協力に関係する、いわゆる国際計算料金制度について、(上)(中)(下)3回連載の論文を脱稿し、順以刊行される予定。そこでは、ネットワーク接続のためのコスト負担のあり方にも着目し、cost-based pricingという考え方が、どこまで合理的たりうるか、についても言及した。なお、それとは別に「電子マネーと暗号政策」についての、200字×250枚程度の論文もまとめ、近々公表の予定である。WTO基本テレコム交渉の本研究へのインパクトについても、上記の(上)(中)(下)にわたる論文の中で、詳論した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石黒一憲: "「テレコム・サービス貿易と国際コールバック・サービス」-通信料金が安ければそれでよいのか?-" 貿易と関税((財)日本関税協会). 1997年2月号. 60-74 (1997)

  • [文献書誌] 石黒一憲: "「WTO基本テレコム交渉と国際計算料金制度」-アメリカの一方的なベンチマーク(数値目標!)設定による対外支払削減強制の問題点-" 貿易と関税((財)日本関税協会). 1997年3〜5月号(近刊). 45 (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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