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1996 年度 実績報告書

トランジェント天体観測用超広視野望遠鏡システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08454054
研究種目

基盤研究(B)

研究機関理化学研究所

研究代表者

松岡 勝  理化学研究所, 宇宙放射線研究室, 主任研究員 (30013668)

研究分担者 大野 洋介  理化学研究所, 計算科学研究室, 基礎科学特別研究員
戎崎 俊一  理化学研究所, 計算科学研究室, 主任研究員 (10183021)
清水 裕彦  理化学研究所, 宇宙放射線研究室, 研究員 (50249900)
吉田 篤正  理化学研究所, 宇宙放射線研究室, 研究員 (80240274)
河合 誠之  理化学研究所, 宇宙放射線研究室, 副主任研究員 (80195031)
キーワードトランジェント天体 / 光学望遠鏡 / 広視野望遠鏡 / 固体撮像素子CCD / バースト
研究概要

本研究の目指すものは、超広視野光学望遠鏡システムの基礎開発を行うものである。本年度の開発研究は次のようであり、残された研究は引き続き来年度に持ち越される。
(1)光学系の試作:口径20cmの反射望遠鏡を試作し、特性試験を行った。望遠鏡はF3で接眼レンズでコマ収差をほぼ目標のCCDの素子の大きさ以下(〜10ミクロン)まで補正できた。色収差も10ミクロン以下に補正でき、フィルターをつけて同一のCCD表面で焦点を合わすことができた。これらの結果は室内の試験光源を使った実験で確かめた。
(2)焦点面検出器:大型のCCDを購入し試験観測をした。2インチ角のものでほぼ5度の視野をもつ星像を撮影できた。周辺収差もこの範囲ではCCDの1素子以内に押さえることができた。
(3)望遠鏡を固定してCCDのクロックで星の日周運動を追う回路と試験観測を行いほぼ満足な結果が得られた。CCDの汎用駆動回路を新しく試作し、実験中であるがソフトウエアの部分は今後の開発が残された。
(4)計算機による大量データ処理のアルゴリズムの基礎の開発をおこなった。この研究は来年度も継続する予定である。
上記(2)と(3)については野外観測実験の結果である。今後の研究として、光学系の波長による観測効率の特性試験とフィルター特性試験が残っている。また、2つの望遠鏡を離した所において近い天体の視差の計測試験も残っている。
個体撮像素子CCDは既製品を購入しているため、この研究に必要な高速の読み出し用のCCDの試験はできていない。このためには将来CCDそのものの開発が必要である。このために要求される仕様等の基本データをとることができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] C.Otani,M.Matsuoka et al: "TOMBO-Transients Observatorg for Micrdensing and Barsting Objects-" Proceeibings of Second Jndia-Japcn Seminar on Astronomsy and Aetrophystcs. 102-105 (1996)

  • [文献書誌] T.Ebisuzaki,M.Matsuoka et al: "Transients observatory for Microlensing and Biursting Objects" Proceedings of Compton Gammary Observatory. 320-323 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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