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1996 年度 実績報告書

気-液界面構造研究のためのX線回折および反射率測定装置の製作

研究課題

研究課題/領域番号 08454190
研究種目

基盤研究(B)

研究機関学習院大学

研究代表者

飯島 孝夫  学習院大学, 理学部, 教授 (10000788)

研究分担者 藤原 陽子  学習院大学, 理学部, 助手 (70255264)
キーワード気-液界面 / X線回折 / X線反射率 / 全反射 / 表面張力
研究概要

本研究は、気-液界面構造研究のための全反射配置のX線回折および反射率測定装置を製作することを目的としている。初年度にあたる本年度は、装置の性能評価にあたり以下のような問題点を解決した。(本研究で購入した主要品目に下線を引く)
1.液面に対して0.5mrad以内の平行ビームを得ることが困難
→現在使用している自作のピンホール(径0.1mm)の代わりに電顕用絞り(径0.05mm)を用いて光軸調整を行うこととした。さらに、実験者の安全を考えて移動ステージを手動から自動に切り替え、全測定を自動化するためのプログラムを作成した。
2.入射ビームの強度が弱い
→高出力ファインフォーカスX線管球およびGeモノクロメータに変えた結果約13倍の強度を得た。
3.測定によって得られる逆空間領域が狭い
→光源をCu管球に変更し、約2倍の逆空間領域を得た。
また、気-液界面の反射率測定は、表面張力と密接な関係があるため、上記の装置と併用する形で表面張力測定装置(板吊り法を利用したもので、主には電子天秤および自動ステージによって構成される)を製作した。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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