| 研究課題/領域番号 |
08455099
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| 研究機関 | 東北大学 |
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研究代表者 |
圓山 重直 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (80173962)
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| 研究分担者 |
塚本 勝男 東北大学, 理学部, 助手 (60125614)
日向野 三雄 東北大学, 流体科学研究所, 助手 (50006201)
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| キーワード | 熱電素子 / 急速冷却 / 非平衡 / 能動温度制御 / 伝熱制御 |
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| 研究概要 |
本研究所は、熱的非平衡・非定状態における動的挙動を解明し、高速能動電熱の実現を目指するもので、本年度は以下の研究成果を得た。
(1)新たに高精度の位相シフト干渉計を制作し、前年度に作ったコンピュータシステムと連動した能動温度制御機構によって温度場の非接触その場観察を行った。
(2)非平行熱電素子の冷却性能を評価した結果、熱電素子に流す電流は定常運転で用いられる電流に比べて著しく大きいものであった。
(3)能動温度制御機構は、高精度な温度制御と急激な温度変化を同時に行うことが出きることが明らかとなった。このシステムを用いて、結晶周りの溶液の二重拡散場その場観察を行った。本実験で用いた温度制御機構は、各種の温度制御実験にも応用可能である。
(4)上記に示すとおり、本研究の能動伝熱制御システムは実際の高精度・急速温度制御システムとして有効であることが実証された。
以上纒めると、本年度の研究目標はほぼ達成された。
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