研究概要 |
(1)電気自動車の駆動特性として(1)加速性(2)一充電走行距離(3)最高速度をガソリン車並にするために要求される駆動系の要求仕様を明らかし、この仕様を満たす、凸極型の相反回転pmモータの構造を選定し、発注した。定格は11kw、短時間定格24kw、回転数3,600rpmとなった。 駆動インバータのトポリジ-も検討したが、予算の関係で既存のインバータを購入した。 (2)申請者らが提案しているスリップ周波数に基づくセンサレス駆動方式をさらに改良し、ゼロ速度付近での推定を行った。2次および1次抵抗の推定、さらのインバータ実際の出力電圧と指令電圧の差を推定することにより、さらに低速度での運転がシミュレーションで確認できた。
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