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1997 年度 実績報告書

通所型高齢者施設の施設類型再編成とネットワーク計画に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08455278
研究機関東京都立大学

研究代表者

上野 淳  東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70117696)

研究分担者 吉川 徹  東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90211656)
キーワード通所型高齢者施設 / ディサービスセンタ / ディケアセンタ / 施設類型 / 施設利用圏 / ネットワーク計画 / 高齢者類型 / 需要量推計
研究概要

本研究は,高齢者ディセンタ,ディサービスセンタ,ディケアセンタなどの各施設系(通所型高齢者施設と総称する)を横断的に対象とし,建築計画と都市計画の専門家が協同して,1)高齢者類型毎に適切な処遇・サービスを受けられるための新たな施設類型の再構築・体系化のための分析を行う,2)最小の移動負担,最適な送迎サービスシステムによって各高齢者が必要とするサービスが受益できるネットワークシステムを立案する,などを具体的な目標に置いて行なったものである.昨年度の調査・分析結果を踏まえつつ,今年度新たに行った調査・分析の結果と合わせ,次のような研究成果をとりまとめた.
(1)ディケア,ディサービス施設の利用者のADL属性を総合的に分析し,その障害の程度等から主要な類型を見いだす分析を行った.
(2)ディケア,ディサービス施設利用の実態を終日観察調査の方法で把握し,プログラムへの受動的,能動的参加などの行動特性の観点から通所型高齢者施設利用者の類型化を行った.以上から,ディサービス,ディケアの施設類型の再編成の可能性について,具体的な考察を行った.
(3)多摩ニュータウン,東京世田谷区などの特定地域を対象として取り上げ,将来人口推計に基づいて,利用圏分析,施設選択の可能性,最適施設配置のシミュレーションなどを行った.
(4)以上から,通所型高齢者施設の施設配置,ネットワーク計画の在り方について,具体的な可能性の検討を行った.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 吉川徹 他: "通所型高齢者施設の配置計画に関する研究" 日本建築学会大会学術講演梗概集. S7F-1. 691-692 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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