研究課題/領域番号 |
08457013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
塩坂 貞夫 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (90127233)
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研究分担者 |
吉田 進昭 大阪府立母子保健総合医療センター, 部長(研究職) (10250341)
吉田 成孝 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (20230740)
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キーワード | ニューロプシン / 蛋白分解酵素 / プラスミノーゲンアクチベータ / 形態形成 / 細胞接着 / 細胞離反 / 海馬 |
研究概要 |
形態形成には個々の細胞の発生初期から個体にいたるまでの細胞間結合と離反とが細胞分裂・移動・定着・分化(突起伸展、目標認識、機能発現などを含む)の各過程で微妙に制御される必要がある。そこで本研究の目的は細胞間の結合と離反に関係するとみられる蛋白分解酵素プラスミノーゲンアクチベータ-及びニューロプシンの比較をin situハイブリダイゼーションおよび免疫組織化学により明らかとし、それぞれの組織から得た初期培養細胞を用いた細胞移動と細胞内カルシウム変動を時間分解顕微鏡(共同利用施設に現有)・蛍光画像解析装置(当研究室に現有)によって検討した。ニューロプシンに関しては我々のデータから、これらの遺伝子発現細胞は発生途中にある中枢神経系、皮膚、胸腺等に豊富に存在することから、遺伝子プローブを用い、in situハイブリダイゼーションによって遺伝子発現を観察した。次に、ニューロプシンに対する抗体を用いた免疫組織化学によって正確な分布を調べ、これらの蛋白質を有する細胞を同定した。また、神経細胞(海馬)、皮膚ケラチノサイトを初期培養し、現有するニューロプシン蛋白質を添加してこれらの細胞の形態変化・移動能・細胞内カルシウム変動の3つのマーカーについて検討した。また、ニューロプシン遺伝子欠損マウス作成を現在行っており、Flまで進んでいる。来年度は、今年度得られた基礎データをもとに遺伝子矢損マウスを用いてニューロプシン機能を解析する。
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