前年度からひき続いて、p53ノックアウトマウスからとった血管平滑筋の培養株化細胞の分化度をあげ、安定化した亜株をとる為の研究を続行した。5-アザシチジン処理下の細胞クローンのいくつかを継代培養し、分化マーカーのh-カラデスモンの発現を指標に亜株をとることが出来た。 この亜株は増殖力が良く、h-カテデスモン、ミオシンの平滑筋型が良く発現し、ノルアドレナリン10^<-7>モルでカルシュウムレスポンスが出現、10^<-4>モルでオッシレーションが出現した。さらに収縮を観察した。 これらの結果をフォトショップ40を用いて、画像とりこみ定量化に成功した。さらに蛍光像の一層の画像上の鮮明化を行った。
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