研究課題/領域番号 |
08457134
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
平良 一彦 琉球大学, 教育学部, 教授 (40039540)
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研究分担者 |
新屋 信雄 琉球大学, 教育学部, 助教授 (50044946)
高倉 実 琉球大学, 教養部, 助教授 (70163186)
長浜 直樹 琉球大学, 医学部, 助手 (00274910)
宇座 美代子 琉球大学, 医学部, 教授 (00253956)
戸田 隆義 琉球大学, 医学部, 助教授 (30108295)
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キーワード | 長寿 / 長期追跡研究 / 予後 / ADL / 生活体力 / 睡眠 |
研究概要 |
初年度調査から得られた主な成果は以下のように要約される。 1)初年度(1987年4月)検診受診者711名のうち、10年間で250名が死亡していたが、主たる死因は悪性新生物、心疾患、脳卒中、肺炎・気管支炎であった。2)在宅者は今回調査の未受診者も含めると390名であるが、その殆どは極めて元気で自立した老人が多かった。3)在宅者の健康度自己評価は良好で、ADLや社会活動性も高いレベルを維持していた。4)新しく導入した生活体力の評価では、標準およびそれ以下の者が多く、社会活動性の水準とは必ずしも一致しなかった。5)代表的な血液生化学値であるアルブミン、ヘモグロビン、コレステロール値などは良好なレベルを維持しており、加齢により大きな変動は見られなかった。6)睡眠の質に関する調査は例数が十分ではないが、夫婦の同時調査の結果から男性に比べ女性の睡眠の質が比較的良好であることが示唆された。7)血清リポプロティン(a)の濃度分布は濃度分布のピークがより高い濃度に位置する傾向にあった。
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