研究課題/領域番号 |
08457555
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
山根 源之 東京歯科大学, 歯学部, 助教授 (80096510)
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研究分担者 |
高野 正行 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50197117)
高木 多加志 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90192145)
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キーワード | テレビ会議 / インターネット / イントラネット / 医療情報データベース / 画像データベース |
研究概要 |
本研究は、千葉病院・水道橋病院の2病院間の口腔外科医局に設置したApple Macintoshをアナログ回線(28800BPS)経由で外部のインターネットプロバイダーに接続し、日常診療の中で両院間の患者の口腔内写真やX線、さらに治療経過といった診療情報を交換する事を目的とした。一般の接続業者を利用する場合医療情報の特殊性から法律的な意味も含めて、何らかの情報の安全性を考慮する必要がある。今年度は、アナログ電話回線を使用する情報伝達システムとして、情報の収集基盤ともなる医療情報のデータベースシステムを外部インターネットにも連動する"イントラネット"に注目し、RDBMSとWeb Serverを中心としたシステム構築を中心に行った。インターネット技術の急速な発展(JAVA,ACTIV-Xなど)がシステム構築決定の遅れとなり、全体のシステム構成決定が遅れた。その結果、1)千葉病院、水道橋病院の口腔外科医局は、インターネットのIP接続(アナログ電話回線:V.3428800BPSモデム、医療関連専用プロバイダーMedical Bank Institute Japan)を利用し、システム構成はMacintoshとQuick Time Conferencing Kit、Netscape Navigater3.0.1を使用した。2)患者情報は、カラー写真画像はディジタルカメラ(SONY DSC-F1)、X線フィルムはイメージスキャナあるいはTVカメラで取り込んだ。3)患者情報のデータベース化は、WindowsNT上にWeb Server(WebGrobe:NTTtelecom)とRDBMS(Sybase Anywhere)を連結した"イントラネット"で構築した。さらに、画像の管理運用には、教室のMacintosh WGS8150/110でWebStarとCumulasNetworkでCD-ROM(KODAK PhotoCD)の管理を行い、WindowsNTのWebServerに連動した
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