研究課題/領域番号 |
08458012
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中川 功哉 北海道大学, 教育学部, 教授 (50001798)
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研究分担者 |
蔵満 保幸 札幌国際大学, 短期大学部, 助教授 (80178095)
侘美 靖 北海道文教, 短期大学・食物栄養学科, 助教授 (90279472)
須田 力 北海道大学, 教育学部, 教授 (90091470)
森谷 契 北海道大学, 教育学部, 教授 (40000939)
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キーワード | 身体活動と睡眠自覚 / 身体活動と睡眠ポリグラフ / 活動と睡眠の日誌 |
研究概要 |
本年度も調査と実験の両面から研究を遂行した。 調査研究は前年度と同様に日中の活動性と睡眠状況を検討するため、行動と睡眠自覚に関する日誌記録を女子短大生34名(一般学生が主であるが、運動部所属も数名含む)について行った。日誌は21日間の連続記録であった。日誌内容は、日中の活動状況(今日の身体活動状況、昼間の眠気、昼寝の有無、疲労を感じる精神活動や緊張、特別な運動やスポーツを実施した場合の運動の種類、運動時刻、等)については就寝前に記入した。睡眠状況(就寝時刻と起床時刻、就寝前の飲酒の有無、消灯から寝付くまでのおよその時間、夜中の目覚め、夢見状況、目覚め時の睡眠についての自覚、目覚め時の気分、目覚め時の体調、等)については朝の起床時に記録した。運動は3〜4回/週、一日30分以上意識的に行った。現在、資料整理中である。 実験研究は前年度に実験を行った男子大学生運動部員3名を対象に、運動日2回、非運動日2回、のべ12日の記録を行った。日中の循環亢進はホルター心電計により記録し、また、夜間睡眠のポリグラフはEEG、EOG、EMG、ECGより検討した。現在資料整理中であるが、2年間にわたる実験検討より、個人の特徴的な運動と睡眠の関係がかなり明らかになることが期待される。
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