研究課題/領域番号 |
08458052
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 筑波技術短期大学 |
研究代表者 |
小林 正幸 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 助教授 (50215365)
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研究分担者 |
石原 保志 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 助手 (70212917)
大沼 直紀 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 教授 (20169022)
内野 權次 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 教授 (30100811)
川口 博 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター, 教授 (40152938)
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キーワード | 聴覚障害 / インターネット / CAI / マルチメディア / コミュニケーション |
研究概要 |
研究実績の概要は、次の通りである。 1.聾学校(茨城県立水戸聾学校)で活用されているCAIシステムやCAI教材等について調査し、資料を収集した。 2.各種の展示会に参加し、市販されているビデオ教材等が蓄積されているビデオサーバーから、いつでも自由に、またリアルタイムで動画映像が視聴できるVOD(ビデオ・オン・デマンド)システム、インターネット、CAI教材に関する最近の動向を調査し、資料を収集した結果、(1)テレビ画面と同程度の映像を圧縮、伸張可能な「MPEG-2」対応のVODシステムの提供、(2)インターネットから閲覧できるホームページ作成にも対応可能なワープロソフトの増加、(3)WWWにアニメーション等の動画を組み込んだり、インターネットアプリケーションを作成することが可能なソフトの増加が顕著であった。また、前項(2)の機能をJava言語で開発できる「Visual Cafe」や、統計処理のCAI教材である「StatView」等を購入した。 3.話者の映像や手話、キーボード入力による文字データ、静止画データを同時にインターネットを通して、リアルタイムで双方向の通信ができるソフト「Enhanced CU-Seeme」を購入し、パソコンに組み込み、機能、性能の評価を実施した。 4.マルチメディア対応の基本ソフト(ウィンドウズ95)の環境下で動作する最新のインターネット関連のソフト「Visual Cafe」、アプリケーション開発ソフト「Visual C++」、及びリアルタイムに「MPEG-1」形式で映像と音声を圧縮可能な「AVキャプチャーカード」、圧縮された映像、音声データを蓄積するハードディスク、映像、音声をリアルタイムに取り込んで遅延再生、繰り返し再生、コマ送り可能な「フレームレコーダ」、ケーブルの配線をしないで簡便にインターネットのデータを無線で伝送できる「どこでもLAN」を購入し、インターネット、CAI教材とコミュニケーション訓練教材を視覚的、効果的に理解・学習ができる基礎的な環境を整備した。
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