| 研究分担者 |
井倉 洋二 鹿児島大学, 農学部, 助教授 (60203270)
塚原 初男 山形大学, 農学部, 教授 (30007083)
生原 喜久雄 東京農工大学, 農学部, 教授 (00014960)
佐藤 冬樹 北海道大学, 農学部, 助教授 (20187230)
笹 賀一郎 北海道大学, 農学部, 教授 (70125318)
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| 研究概要 |
1. 酸性降下物の森林への流入
(1) 気象要因・地理的要因が異なる地点、時期の森林地域への酸性降下物の流入状況を観察した
(2) 乾性降下物の観測を開始した
2. 林内雨・樹幹流・土壌
(1) pH,EC,溶存イオンの季節変化,樹種間差を比較検討した
(2) スギ,ヒノキ林をはじめいくつかの林分で樹冠・土壌による酸中和過程を調べた
(3) 土壌要因の変化に伴う植物の反応,植生の変化を調べた
3. 流水の水質
(1) いくつかの大学で源流小流域の水質・水文調査を行った
(2) 森林からの養分流出過程の調査を開始した
(3) 積雪地域の融雪に伴う水質変化,養分収支を調査した
4. 観測方法
(1) 林内雨・樹幹流の観測方法を再検討した
(2) 乾性降下物・土壌水の採取方法を検討した
(3) 観測方法を検討するための作業部会を発足させた
(4) 作業部会により酸性降下物の観測マニュアルを作成した
5. 一斉観測
(1) 平成10年6月と9月に湿性,乾性降下物・スギの林内雨・樹幹流・渓流水の一斉観測を実施した
6. データベース化
(1) 得られたデータを共通のフォーマットでデータベース化する方法を検討した
(2) 一斉観測のデータを用いてデータベースを作成した
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