研究課題/領域番号 |
08554001
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応募区分 | 試験 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 修二 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025483)
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研究分担者 |
若木 守明 東海大学, 工学部, 教授 (20100993)
片座 宏市 東京大学, 理学部・天文学教育研究センター, 助手 (70242097)
長田 哲也 名古屋大学, 大学院理学研究科, 助教授 (80208016)
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キーワード | 赤外線検出器 / InSbアレイ / 素子評価システム / メシア-III |
研究概要 |
研究の目的は赤外線センサーの標準的評価システムを構築し、それを使って様々な光赤外線センサーを評価することである。平成8年度はSBRC社のInSbセンサーAladdin 1024x1024素子の評価を行い、選別をすることで、特にコスメティック(概括的な動作特性)の評価を行なうことが目標である。 評価テスト用クライオスタットの設計を9月に終え、10月2月にかけて製作を行なった。現在、真空/冷却の試験を行なっている。 検出器周辺(ファンアウト/AD変換部)を設計し製作中である。2月中に温度制御装置を導入して、冷凍機で冷却して、温度動作(30〜120K)を行ないつつある。すでに開発済みのメシア-IIIと接続し、回路動作の確認する予定であった。別途購入予定のInSb検出器:Aladdin4個の開発が遅れて3月初め現在未入荷である。、入荷次第試験が出来る手筈を準備している。試験項目としては、フラット背景放射に対するコスメティックおよび読み出し雑音を測定する。評価システムの構築は順調に進んでおり、5月には当初のInSbの評価を終了する予定である。
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