研究課題/領域番号 |
08554037
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
人類学(含生理人類学)
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研究機関 | 九州芸術工科大学 |
研究代表者 |
綿貫 茂喜 九州芸術工科大学, 芸術工学部, 助教授 (00158677)
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研究分担者 |
佐藤 陽彦 九州芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (10038953)
安河内 朗 九州芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (20136568)
小林 宏光 九州芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (20225535)
大箸 純也 九州芸術工科大学, 芸術工学部, 助手 (90169037)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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キーワード | 生体電気信号 / コンピュータソフトウェア / 監視システム / 記録システム / 分析ソフトウェア / フリーウェア / 携帯式記録器 / PCカード |
研究概要 |
生体電気現象を主な対象とした、コンピュータによる信号の監視・記録・分析ソフトウェアを開発した。対象としたコンピュータは、一般的に用いられているNEC PC98,IBM PC-ATの互換機および数社のAD変換器とし、一般的な機器のみで構成できる。また分析ソフトウェアについてはMacintoshでも利用できるようにした。本ソフトウェアによって、生体電気現象の波形観察と長時間の変化傾向の観察が同時に可能となり、また分析のためのマークを含めた記録が長時間可能となった。これらの監視記録装置としての機能以外に、時間制御を主とした簡易プログラムが可能であり、実験スケジュールを組み込むことで実験補助としての機能を持つ。また簡単な刺激発生の制御にも利用できるために、実験機器としての機能も有し、特殊な外部プログラムを利用することで、記録と並行して周波数分布の監視も可能である。またノート型のような小型のコンピュータでも利用可能であり、携帯用の記録機としても利用可能である。 記録したデータの分析ソフトウエアとして、記録信号の表示、テキストファイル変換、FFT法による周波数分析、心電図のR棘間隔の検出、連続血圧計出力からの最大、最低血圧の読み取り、積分値の算出、APDFの算出、CNVの算出、較正波形の読み取り、単純分布の算出等を作成した。また2つのみであるが、他のソフトウェアのためのファイル変換も行なえる。グラフィカルインターフェースは有しないが、バッチ処理的な利用で効率の良いデータ処理が可能であり、機能的には多くの研究に有効であると考える。本ソフトウエアは無償で提供する。
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