研究課題/領域番号 |
08555014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
石井 恂 金沢工業大学, 工学部, 教授 (30222946)
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研究分担者 |
板谷 尚雄 グンゼ(株), 滋賀研究所, 主任研究員
古川 修二 グンゼ(株), 滋賀研究所, 研究員
南 内嗣 金沢工業大学, 工学部, 教授 (70113032)
高田 新三 金沢工業大学, 工学部, 教授 (70064467)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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キーワード | エレクトロルミネッセンス / セラミック / 蛍光体 / チタン酸バリウム / 薄膜 / 薄膜エレクトロルミネッセント素子 / ZnS / Ga_2O_3 |
研究概要 |
本研究は、申請者らの研究成果である絶縁層兼基板としてセラミックシートを用いる薄膜エレクトロルミネッセント(TFEL)デバイスを、液晶ディスプレイ(LCD)用バックライトや電光掲示板等の平面光源として実用化するが目的である。 ドクターブレ-ド成形技術を採用して、平面光源用TFELデバイスの絶縁層兼基板として使用可能な誘電的特性を有する大面積BaTiO_3セラミックシートの作成技術を検討した。並行して、有機金属化学気相成長(MOCVD)法を採用してセラミック絶縁層/基板上へのZnS:Mn蛍光体薄膜発光層の形成技術を検討した。また、高輝度・高効率発光を得るための蛍光体薄膜形成後のアニール処理技術を検討した。長寿命で長時間安定に動作するTFELデバイスの実現を目的に発光層として、酸化物蛍光体薄膜の採用を検討した。さらに、大面積化の一つの試みとして高輝度・高効率発行ZnS:MnTFELデバイスのタイリング技術を検討した。 研究成果として、ドクターブレ-ド法を用いて研磨処理を施す事なく絶縁層基板として使用可能な、暑さ約0.2mmの大面積BaTiO_3セラミックシートの作成技術を確立した。大面積(40mm×20mm)のセラミックスを用いて作成したZnS:MnTFELランプにおいて高輝度で高発行効率の黄橙色発光を実現した。また、これらのTFELデバイスのタイリング技術を確立した。さらに、発光層に緑色発光Ga_2O_3:Mnもしくは赤色発光Ga_2O_3:Cr酸化物蛍光体薄膜を採用するTFELデバイスを作成し、高輝度、高効率TFEL平面ランプを実現した。これらのデバイスを高周波駆動して、長時間、極めて安定に動作することを確認した。
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