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1997 年度 実績報告書

植物系磁性材料による磁性寒天の高周波磁束制御とその応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 08555095
研究機関岩手大学

研究代表者

岡 英夫  岩手大学, 工学部, 助教授 (50091640)

研究分担者 中村 満  岩手大学, 工学部, 助教授 (60237435)
キーワード寒天 / 磁性粉末 / 磁性流体 / 渦電流損 / 発熱 / 誘導加熱 / 高周波 / 磁性寒天
研究概要

磁性寒天はゼリー状で柔軟性があり,磁気的性質と保水性を持つなど磁気応用工学上興味ある特徴を有している。しかし,磁性寒天は磁性粉末を用いて作製する場合,磁性粉末が沈殿することが問題である。さらに,周囲温度および湿度によりゲル,ゾル,キセロゲル状態に変化するため,保水性および柔軟性も変わってくる。磁性寒天を高周波磁界による培地として用いる場合,ゼリー状として存在可能な周囲環境について明らかにする必要がある。また,各状態における磁気特性・発熱特性についても十分明らかにされていない。
本研究では,磁性寒天の高周波帯域での誘電特性および複素透磁率,飽和磁束密度,保磁力,単位体積当たりの磁心損失などの磁気特性を明らかにした。これらの結果より,磁性寒天を発熱体として用いるために必要な発熱特性を測定して磁気発熱材料としての実験的検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 坂本・岡: "磁性寒天の磁気特性および誘電特性に関する実験的検討" 計測自動制御学会東北支部第167回研究集会資料. 167-17. 1-6 (1997)

  • [文献書誌] 坂本・岡: "磁性寒天の交流磁気特性の測定(1)" 平成9年度電気関係学会東北支部連合大会. 2A7. 21 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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