研究課題/領域番号 |
08555239
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応募区分 | 試験 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐宗 章弘 東北大学, 流体科学研究所, 助教授 (40215752)
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研究分担者 |
加藤 幸夫 日本油脂(株), 研究開発部, 部長(研究職)
高山 和喜 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (40006193)
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キーワード | ラム加速機 / 衝撃波 / 化学反応 / デトネーション |
研究概要 |
ラム加速機を小口径化することによって射出速度の向上が期待できるという過去の研究成果を基に、口径15mm、加速管長さ8mのラム加速機を試作した。ラム加速機を小口径化した場合、その始動方法は大型装置に対する技法をそのまま応用できるという保証はなく、今年度は、主にその始動方法に関する実験研究に主眼を置いた。プロジェクタイルが、隔膜を破断して加速管内に突入する過程は、これまで可視化実験によって定量化されておらす、数値解析のモデルも確立されていない。本研究では、イメージコンバータ-式高速度カメラを用いて先行衝撃波の反射による高温領域の生成を可視化し、圧力計測結果と併せて、その領域が着火源に成りうる可能性を示した。また、低解像ではあるが、ホログラフィー干渉法そ用いてプロジェクタイル突入直後の円錐衝撃波の形成とその背後の波動を可視化した。ラム加速の始動に対して、混合気の組成、充填圧力、推進薬量、プロジェクタイルの形状、サボの形状、質量、前段加速管初期圧力など多くのパラメータが敏感に採用するが、狭い領域ながらラム加速が実現できる条件を見出すことができた。
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