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1996 年度 実績報告書

フレームジェットリサイクリングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08555255
研究種目

基盤研究(B)

応募区分試験
研究機関東京大学

研究代表者

島田 荘平  東京大学, 大学院・工学系研究科地球システム, 助教授 (40011233)

研究分担者 岡屋 克則  東京大学, 大学院・工学系研究科地球システム, 助手 (80134493)
岡野 靖彦  東京大学, 大学院・工学系研究科地球システム, 助教授 (30011092)
キーワードフレームジェット / リサイクリング / 乾燥 / 解砕 / 下水汚泥 / 熱容量係数
研究概要

フレームジェットリサイクリングシステムの基本単位操作は、乾燥と解砕である。本システムの乾燥機としての性能および効率を判定するため、水酸化アルミスラッジ、下水汚泥を用い、処理タンクの熱容量係数を求める実験を行った。実験では、燃料供給量、処理温度を変化させた。
水酸化アルミスラッジについては、産物(処理後の回収物)の水分を20%以下にするには、原料(処理前の材料)の水分が80%の場合、処理温度を350℃以上にする必要があり、燃料(灯油)使用量0.18 l/minの場合、処理速度は1.5kg/min、熱容量係数は500W/m^3/℃となった。
下水汚泥については、産物の水分を10%以下にするには、原料の水分が80%の場合、処理温度を200℃以上にする必要があり、燃料(灯油)使用量0.095 l/minの場合、処理速度は0.9kg/min、熱容量係数は550W/m^3/℃となった。
これらの実験結果から、本システムの熱容量係数は500W/m^3/℃前後であることが分かった。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2014-04-02  

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