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1998 年度 実績報告書

ネットワーク型研究情報データベースの構築と学会情報サービスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08558010
研究機関東京工業大学

研究代表者

清水 康敬  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10016561)

研究分担者 西方 敦博  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
赤堀 侃司  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
キーワードデータベース / インターネット / WWW / 自動検索通知システム / 新聞記事 / 情報検索 / 学習 / 情報教育
研究概要

インターネット上の情報は、日々更新されており、最新の「知りたい情報」を得ることは容易でない。そこで、本研究では、ユーザの希望する情報がインターネット上に公開されたときに、自動的に検索して通知するシステムとして、「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」と「新聞情報自動検索通知システム」を開発した。
「日本教育工学会発表論文等自動検索通知システム」は、最新の論文等の情報をユーザに電子メールで通知するシステムである。データベースの更新時に、ユーザがあらかじめ登録したキーワード等を用いて、システムが自動的に検索を行ない、新規情報が見つかった場合は、ユーザに対して電子メールで通知する。本システムでは、インターネットを経由してWWW上でデータベースを検索する機能も持つため、広く利用できる。これにより、インターネット上で、データベース更新と同時に最新の研究情報を知ることができる環境を構築し、運用している。
「新聞情報自動検索通知システム」は、インターネット上に公開されている新聞記事を、児童・生徒、および教員が学習に活用できるようにするためのものである。本システムは、インターネット上に公開された新聞記事をWebロボットで自動的に収集して、検索インデクスを構築する。そして、学習者があらかじめ登録したキーワードを含む記事を、定期的に自動検索し、新しい記事が見つかった場合は、登録した学習者に対して、電子メールで通知する。電子メールを受け取った学習者は、このページを通して、新聞社のWebサーバにアクセスし、記事を閲覧することができる。本システムにより、インターネット上の新聞記事を利用・活用する環境を構築することができた。
本研究で開発したこれら2つのシステムは、インターネットを利用した情報検索に有効であり、学校教育における情報教育の推進に役立つものと期待される。

  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] 清水康敬: "情報教育の新しい展開" 日本教育工学会誌. 22. 13-16 (1998)

  • [文献書誌] 中山実・野村和典・清水康敬: "電磁環境問題に対応するインターネット学習システムの思索と評価に対する一考察" 日本教育工学会論文誌. 22. 41-44 (1998)

  • [文献書誌] 大曲・室田・西方・清水: "インターネット学習のための新聞情報検索自動通知システムの開発" 電子情報通信学会技術報告. ET98-107. 120-128 (1998)

  • [文献書誌] 山本朋弘・清水康敬: "インターネットでキーワード検索した場合の有効な学習情報の割合" 日本教育工学会第14会大会講演論文集. 2pB02-4. 693-694 (1998)

  • [文献書誌] 大曲・室田・西方・清水: "インターネットにおける自動検索サービスシステムの開発" 日本教育工学会第14会大会講演論文集. 2pB02-6. 697-698 (1998)

  • [文献書誌] 山田巌哉・西方敦博・清水康敬: "ホームページの簡易自動内容判別システムの検討" 電子情報通信学会総合大会. D-15-20. 256-256 (1998)

  • [文献書誌] 村上豊優・室田真男・清水康敬: "学校のホームページの個人情報に関する現状調査" 電子情報通信学会総合大会. D-15-21. 257-257 (1998)

  • [文献書誌] 清水康敬(監修): "企業内教育とコンピュータ" 一橋出版, 100 (1998)

  • [文献書誌] 清水康敬(監修): "コンピュータ・ネットワークとこれからの学校" 一橋出版, 100 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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