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1996 年度 実績報告書

講義と連携した語学教育用在宅CAlシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08558015
研究種目

基盤研究(B)

応募区分試験
研究機関金沢工業高等専門学校

研究代表者

南出 章幸  金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (20259849)

研究分担者 土岐 省三  (株)英潮社, 教材開発部, 研究員
ルイス バークスディル  金沢工業大学, 基礎語学研究所, 教授
村本 紘  金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (50159183)
キーワードCAI / コンピュータ利用教育 / 外国語教育 / 学習記録 / ノートパソコン / システム開発
研究概要

近年、コンピュータを利用した語学教育が盛んに行われるようになってきたが、これらの材料には、講義の内容と密接な関係がない、教材作成に時間がかかるため、最新の題材を扱うことが困難である、教材作成に多くの人材と費用を要するなどの問題点があった。
本研究では、上記の問題点を回避し、講義と連携した語学教育用在宅CAlシステムを開発することを目的とする。具体的には、これまでに金沢工業大学CAlシステムKAPITALII上で試験的に動作させていた教材を学生のノートパソコンでも動作するように改良する。次に学生の在宅での学習状況を評価するために、学習記録データの採取方法について検討し、RS-232C端子を介してノートパソコンからKAPITAII上へ学習記録をアップロードできるシステムを開発する。
以下に今年度の研究成果を述べる。
1.教材の再設計および試作
これまで、KAPITALII上で試験的に動作させたCAl教材の問題点をまとめ、ノートパソコン用教材を開発する場合の改良点を明確にした。さらに、(1)データの入れ替えを簡単に行えるようにする、(2)コンピュータの専門家でなくともCAl教材を作成できるようにする、(3)学習者の在宅学習状況(学習時間など)を教師が評価できるシステムとするの3つの設計思想を踏まえ教材の仕様を決定し、試作した。試作プログラムはVisual BASICを用いて行い、MS-Windows3.1およびWindows95上で動作するようにした。
2.学習記録採取方式の検討
在宅での学習を評価する仕組みがなければ学習者の学習意欲を向上できないとの考えから、ノートパソコン用学習記録採取方式を検討し、さらにそれを教師が収集、評価できるシステムを構築した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 南出 章幸: "講義と連係した語学教育用CAIシステムの開発" 教育システム情報学会・第21回全国大会論文集. 273-274 (1996)

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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