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1997 年度 実績報告書

多角的認知活動計測解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08558019
研究機関茨城大学

研究代表者

尾崎 久記  茨城大学, 教育学部, 教授 (40092514)

研究分担者 篠田 晴男  茨城大学, 教育学部, 助教授 (90235549)
北島 善男  千葉大学, 教育学部, 講師 (70260479)
小池 敏英  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60251568)
毛塚 恵美子  群馬県立女子大学, 文学部, 助教授 (40145644)
天野 幸子  女子栄養短期大学, 教授 (60076172)
キーワードマルチカメラ行動観察システム / 視覚認知 / 視覚定位 / 眼球運動 / 精神遅滞児 / 乳幼児 / 重症心身障害 / 画像処理
研究概要

本研究は、極力負荷が少ない自然な環境条件下における幼児や障害児の認知的活動過程をリアルタイムにて追跡できるシステム開発を意図したものである。このような意図を実現するために、1)技術的側面の条件整備と2)計測データ評価、に分かれる。これらについて、平成8年度から9年度にかけて取り組み、以下の諸点が新たな知見として得られた。
1)技術的側面について
センサー接着などの制約を極力減じ、より自然な状態下での認知活動計測評価を可能にすることが本研究を進めるためには必須の要件である。そこで、非接触計測可能なマイクロカメラを最大4本組み合わせて配置したマルチカメラシステムを用いリアルタイムでの複数画像を同時記録するとともに、その画像を画像処理ボードを介してパソコンに取り込み、視線位置座標などを推定することにより、行動をミリ秒の単位で追跡するシステムを開発した。
2)計測データ評価について
(1)3歳と4歳の幼児における触察過程,(2)精神発達遅滞児における視覚認知課題遂行過程、(3)書字困難児の書字過程、などをマルチカメラシステムを用いて計測し、それぞれの過程を検討するための最適評価パラメータを抽出した。
最終年度である平成10年度には、これらの抽出パラメータをさらに乳幼児や発達障害児の多様な行動に適用し、多角的認知活動計測解析システムを完成させたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 今泉友里: "多角的認知活動計測解析システムによる幼児の触察過程の検討" 茨城大学教育実践研究. 17号. (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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