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1996 年度 実績報告書

変異マウスの作出、供給と胚バンクの設立

研究課題

研究課題/領域番号 08558087
研究種目

基盤研究(A)

応募区分試験
研究機関熊本大学

研究代表者

鈴木 操  熊本大学, 医学部, 助教授 (60253720)

研究分担者 辻 正義  九動(株), 企画室, 室長
津久見 清  熊本大学, 医学部, 助手 (60188521)
キーワードCre / loxp / トランスジェニックマウス / ノックアウトマウス / 相同組換え / 胚凍結保存 / neo耐性マウス
研究概要

変異マウス作成の生命科学研究における有用性に鑑み、本研究では、近い将来共同施設に受け継がれることを期待して、1)変異マウス作成のための応用技術、周辺技術の開発と、2)変異マウス作成の実用化を図った。
1)(a)NF-1,Otx2遺伝子座などについてCreを相同組換えで導入し、コンデショナル変異の問題点を明らかにし、技術開発を行った。
(b)MBPなど各種プロモーターの下でCreを導入し、各種細胞特異的にCreを発現するトランスジェニックスマウスの作成を進めた。
(c)受精卵へのDNA注入によるトランスジェニックマウスの作成を、初心者でも簡単に習得出来るよう、技術のルーチン化を行った。
(d)ES細胞での相同組換えベクター及び相同組換え体同定法の簡便化を行った。
(e)Ctk遺伝子座にneo耐性遺伝子を導入したマウスは、異常を全く示さずfertileで、かつこのマウス胚由来の細胞は高度にneo耐性で、ES細胞培養の為のフィーダー細胞に適していることを明らかにした。
(f)マウス胚の瞬間凍結法、保存法、輸送法を改良した。
2)九動株式会社に対し
(a)受精卵へのDNA注入によるトランスジェニックスマウスの作成
ES細胞の8細胞胚への注入によるキメラマウス作成
を技術指導した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kitayama,H.et al.: "Neoplastic Transformation of Normal Hematopoietic Cells by Constitutively Activating Mutations of c-kit Receptor Tyrosine Kinase." Blood. 8・3. 995-1004 (1996)

  • [文献書誌] Suzuki,M.et al.: "Specific arrest of spermatogenesis caused by apoptotic cell death in transgenic mice." Genes to Cells. 1. 1077-1086 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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