• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

文化的自己観の形成における社会的比較の役割-児童期から成人期にかけての横断資料による検討-

研究課題

研究課題/領域番号 08610155
研究機関奈良大学

研究代表者

高田 利武  奈良大学, 社会学部, 教授 (20008189)

キーワード自己認識 / 文化的自己観 / 社会的比較 / 発達 / 青年期 / 児童期
研究概要

本研究計画の目的は、自分と他者とを何等かの形で比較する社会的比較が、日本文化における自己のあり方に対して果たす役割を、発達的・文化的観点から実証的に闡明することにある。青年期を中心に児童期から成人期にわたる横断的資料の収集・分析を通じ、以下の成果を得た。
1.児童期における自己認識の方途を測定する手法の妥当性を確認した。
2.日常事態における社会的比較の発達的変化と、文化的自己観との関連を検討した。
3.自己認識方途としての社会的比較の発達的変化と、文化的自己観との関連を検討した。
その結果、青年期はおいてはその前後の時期に比して、各種形態の社会的比較の生起が著しく、同時に日本文化に特徴的な相互協調的自己観もまた伸張することが確認された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高田利武: "文化的自己観と自己認識形式方途の発達的変化" 日本社会心理学会第38回大会発表 論文集. 90-91 (1997)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi