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1997 年度 実績報告書

K・ラートゲンの日本社会論とそのM・ヴェーバーへの影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08610186
研究機関佛教大学

研究代表者

野崎 敏郎  佛教大学, 社会学部, 助教授 (40253364)

キーワード日本論 / 近代化 / ラートゲン / ヴェーバー(ヴェーバー)
研究概要

前年度から引き続き、カ-ル・ラートゲンの著作を蒐集した。特に東京帝国大学における政治學講義録は、彼の国家観を知る上で重要であり、またこれはマックス・ヴェーバーの国家論とも密接な関連を持つことが判明した。そこでラートゲンとウェーバーそれぞれの前近代社会観と近代社会観を比較検討する作業を進め、1997年6月12日に佛教大学の学内研究会においてその中間報告を行なった。また、この二人の関係について『佛教大学報』第47号(1997年9月1日)に研究ノートを発表した。10月27日にはSACCS研究会例会(於神戸大学)において研究発表をし、この研究の現時点におけるまとめとして、佛教大学『社会学部論集』第31号(1998年3月2日)に論文「ヴェーバーの資本主義精神論と明治維新論とにかんする方法的省察」を発表した。
今年度の支出は、『マックス・ヴェーバー全集』の購入、執筆に必要なパソコン関連ハードウェア、文具に費したものである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 野崎敏郎: "カ-ル・ラートゲンとマックス・ヴェーバー(素描)" 佛教大学報. 47. 4-7 (1997)

  • [文献書誌] 野崎敏郎: "ヴェーバーの資本主義精神論と明治維新論とにかんする方法的省察" 佛教大学社会学部論集. 31. 105-121 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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