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1998 年度 実績報告書

ドイツ政治教育における解放概念の授業論的実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 08610251
研究機関名古屋大学

研究代表者

的場 正美  名古屋大学, 教育学部, 教授 (40142286)

研究分担者 飯島 薫  名古屋大学, 教育学部, 助手 (30252208)
キーワード政治教育 / 解放 / 資質 / 学習目標 / 評価 / プルーム
研究概要

本研究は、ドイツの政治教育における解放理念の具体化の過程とその問題点を、解放概念を巡る論争と授業分析次を通して、明らかにすることを目的としている。
平成10年度は、政治教育の指導要領の開発理論が、どのレベルでどのような他の理論の影響を受けているかを究明した。
1. 究明の手順として、1)影響関係の記述、2)各理論の概略の記述、3)各理論の要素の抽出、4)要素の全体的枠組みへの位置づけ、5)各理論間の要素の比較、6)解釈、7)全体的統合の段階を理論的に提案した。
2. ノルトライン・ヴェストファーレン州の政治教育の指導要領は、状況と資質の次元で、ブランケルツのカリキュラム構成影響が強い。
3. 学習目標の次元では、ブルームのタキソノミーではなく、マイヤーとガーゲルの影響が大きい。
4. 評価の次元では、社会科学の集団討議の考えが用いられている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 的場正美: "ドイツ政治教育の学習指導要領へのカリキュラム理論の影響" 名古屋大学教育学部紀要(教育学). 第45巻1号. 65-80 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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