• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

児童・生徒の問題行動への教師の対処行動にみる教師文化の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08610269
研究種目

基盤研究(C)

研究機関愛媛大学

研究代表者

南本 長穂  愛媛大学, 教育学部, 教授 (60108371)

キーワード教師文化 / 問題行動への対処 / 教師の職業的社会化
研究概要

本研究の目的を明らかにするために、次の2点から研究を進めている。
第1に、小学校で教師と子どものかかわりに関する参与観察をおこなった。そのなかで、教師の問題行動への対処行動がどのように形成されているかを、インタビュー調査を用いて、ケーススタディー的研究を進めている。
第2に、人口大規模県の公立小・中学校の生徒指導主事を対象に、質問紙調査を実施した。調査項目は、児童生徒がきまりを守ることに関する教師の規範意識、授業場面と授業以外の場面での問題行動への教師の対処意識と対処行動、生徒指導主事としての職務遂行にみられる基本的な行動パターン(生徒をしめる役割期待行動)、生徒指導主事と他の同僚教師(校長・教頭も含め)との関係、生徒指導主事のキャリアパターンなどてある。
この結果の分析を進めることにより、本研究の第一年次は、生徒指導主事の特徴的な行動(役割行動)の特徴を実証的に明らかにし、問題対処にあらわれた教師文化の検討を進めている。

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi